■インライン+プラスノーキャンプ レポート■
10月5日(土)〜6日(日)


チューニングショップ土釜主催のインライン+プラスノーキャンプに参加してきましたのでスケーター町田がレポートします。デライーベからは6人が参加です(1名はスタッフとして?)。
講師は松沢寿さん、そして今をときめく全日本女子1位の嶺村聖佳さん!の豪華な陣容。
開催場所は白馬岩岳スキー場。インラインスケートは雨が大の苦手なのですが、「大雨!?」、「台風!?」という先発組の怪情報に惑わされるなか、現地にたどり着いてみると絶好のお天気に恵まれました。みなさんウソはいけません。
参加者ははるばる関西や東北など遠方から駆けつけた人も多く、また年齢層も幅広い総勢23人の多彩な顔ぶれになりました。

1日目のインライン講習は岩岳スキー場の駐車場です。
初めてインラインスケートを履いた!という人もいたようですが、さすがみなさんスキーヤーですね。滑っている間にみるみる上手くなっていきます。もともとスケーターの僕としてはびっくり。

今回の目標とする技術は「カービング&グラインド」。シンプルながらとても奥が深く、また体力を要求する技術です。
この日は暖かいを通り越して暑いくらいのポカポカ陽気。午後になるとますます暑くなりましたが、みなさん汗をふきながらも技術を掴み取るべくわれを忘れて熱心に滑っていました。
僕はというとスケーター滑りがなかなか抜けず悪戦苦闘です。それでも終盤には何か掴めたものがありました。
講習はさまざまなバリエーションを加えて行われましたが傑作だったのはジャンプ!! スタッフ参加のK羽親分が見本を見せるべく勢いよく先陣を飛び出すも2ジャンプ目で見事に宙に浮き転倒。お尻から前方にバウンド+スライドしていきました。まったくこの人は。。。期待通りです。

たっぷり滑った後は温泉+夕食。
夕食後にもビデオ講習が設定され、ここでも講師お二人の熱心なレクチャーを受けました。
なぜか昼間のK羽親分の決定的瞬間も見事に収められており一同爆笑です。

2日目のプラスノーは岩岳スキー場に舞台を移して行われました。
プラスノー初体験の僕としてはかなりドキドキものでした。
なんだか小学校の玄関に置いてある泥落としマットのようなものが斜面一面に敷き詰めてあり所々にスプリンクラーが設置してあって突然水が噴き出すんです。
斜度も意外ときつく、滑ると大きな音がするので「怖い!!」の声も。
しかし慣れてくると徐々に面白くなってきます。自分のスキーのずれがわかりやすいのでトレーニングには最適です。前日のインライン講習が徐々にスキーと融合していく実感が出てきました。
そして講師二人の滑りはというと。もうため息ものです。スピード感がまるで違います。
プラスノー講習は予定通り午前中で終了。一日やったインライン以上に疲れたかも。

2日間に渡って行われた今回の講習はとても満足度の高いものになりました。
1日目午前・午後インライン、2日目午前プラスノーという日程も最高の組み合わせでした。インラインは自分のポジションを確認するには絶好のツールである上に、リフト時間もなく非常に密度の濃いトレーニングになります。もともとスケーターだった僕も目から鱗でした! プラスノーはそれを斜面で具現化できる点で最高です。
僕も確実に何かを掴み取れた実感がわいています。

今回のキャンプの成功は講師お二人の熱心な指導と人柄、そしていいお天気の賜物でした。二人ともトップ選手にもかかわらず、高くとまることもなく気さくに同じ目線で語ってくれるところに全員とても親しみを覚えました。
特に聖佳さん。一見してアスリートとは思えない風貌でキュート!という言葉が似合う女の子でした。参加メンバーのなかには明らかな聖佳ファンもいたような気も。
なんと僕。聖佳さんにインライン教えたんです。トリックスラローマーの基本的な技なんですが、ちょっと自慢できる至福のひとときでありました。
今後はスキー日本一の女性にスケートを教えた男として売り出していきたいと思います。

寿講師、聖佳講師本当にありがとうございました。みんで二人の活躍を応援していきましょう。

作成者:スケーター町田 / 2002年10月12日