■2003準指導員検定レポート■


 ようやく準指検定が終わりました。
やっぱり、みんなが言うように精神的にはプレッシャーがのしかかるものでしたね。。。

準指を受けると決めてから、今シーズンどういう風に取り組んできたかを振り返ってみました。

今年準指を受けるために、昨シーズン前からクラブ内では「準指を受けます!」と 「意思表明」をしていました。
そして昨年は、連盟行事のお手伝いをしたり、出来る限り連盟行事に参加して 連盟行事ってこんなもので、運営していく側はこんな事が必要なんだーってことを簡単に 理解していきました。

そして、今シーズン。
準指を受けると意思表明していたわりに、準備はかなり遅かったように思います。。 (反省…)

2002年11月
理論養成講習会がスタートしました。教程が全部揃ったのも理論講習直前。。。
さあ!!勉強しよう!!と思ってもなかなか進まない状況でした。。。
こんなんで大丈夫かなーーと、不安だけが募っていました。
その中でも、指導理論編だけは、少しばかり目を通しはじめました。

12月
今年も、毎週末スキー!という生活が始まりました。
【準指】ということが頭にありながらも、ひたすら、フリースキー。。。
ひたすら実践。。ひたすら技術選対策。。でした。
年末年始頃、ただのフリースキーをしているだけの私に、 「考えて操作をしていない!なんとなーく滑ってるだけ!」という厳しい指摘を頂きました。たしかにその通り。。。頭を使って動かすことが『操作』だもんね。。
少しづつ意識をして体を動かすように、、って考え始めました。 (←これはまだまだ足りません。)

1月
いよいよ1回目の養成講習。なかなかターンをさせてもらえずに、辛い思いをしながらも、 ミキ先生達にフォローしてもらい、教程に書いてあることが少しずつわかってきた気がしました。
1月は都下研修会にも参加して、付録でついていたテク検定でテク合格。

2月
今シーズンのもうひとつの大イベントである「東京都技術選」に参加。
あれよあれよという間に、「決勝」まで参加することができました。
ここでは、「人に滑りを魅せる」という事を学びました。
そして、「勝負(自分との勝負・他人との勝負)」ということを意識し始めました。

そして、技術選後から本格的に「準指モード」に突入です。
都連レベルアップへ参加したり、2回目の養講がありました。
レベルアップでは、それぞれの種目について、ある程度確認ができ、2回目の養講へは余裕を持って参加できました。
このまま検定に突入できるかと思いきや・・・
検定10日前頃の平日、けんボーと平日菅平へ行ってきました。 そこで低速を理解してないことが発覚!!!
もう一度、専門員の滑りをチェックしたり、教程を読み直して、頭の中を整理して、 1週間前の連盟フェスティバルで最終調整。

検定1日目
【突風が吹き荒れて、リフトは1基しか動いていなかった。。】
@ 急斜面・小回り(左太郎)⇒無難に板を回してターン弧を作ることを意識
A 不整地・小回り(裏太郎)⇒ここでもターン弧をしっかり見せることを意識
B カービング中回り(ファミリー)⇒普通に降りた。。
C プルークボーゲン(ダボス)⇒スタートと同時に頭真っ白・・・スキット要素強すぎた。。

2日目
【午前中は快晴!午後は真冬の吹雪。そして突風が吹いていた!!】
@ 制限滑降(かもしか)⇒確実に降りた
A 急斜面・大回り(裏太郎)⇒スピードを抑えすぎてしまった。
B シュテム(白金)⇒リズムと上下動を意識した。
C スキッド&カーブ小回り(ファミリー)⇒強烈な向かい風で、止まりそうになった。。

3日目
【ガスっていて、コースの半分以上が見えなかった】
@ 総合滑降(裏太郎)⇒ガスっていて、検定員が斜面の途中何箇所かにいた。
            大回りで、スピードを落とさないように降りた。
とっても気持ちよく楽しく降りれた。

検定の3日間は天気に恵まれず、検定バーンが変更になったり、リフトが動かず踏み上げで上ったり、強い向かい風で極度に減速したりと、色々ありました。。
今回はなんとか合格することができましたが、 これからも指導者として必要な知識・技術をもっと学んでかなくては!!と実感しています。

準指検定を受けて、クラブ・連盟の方々・ツチカマさん夫婦、アメちゃんなどなど、周囲の人達の熱心な指導と協力があったからこそ、今があるんだなーって強く感じました。
本当にありがとうございました。
そして、小川さん・けんぼーと一緒に同期受験できて、本当に助けられたよ!ありがと!!
さあ〜まだシーズンは終わっていません!
楽しいスキーをしましょー♪♪

作成者:あづ / 2003年3月16日